虹色アゲハ
すると鷹巨はふっと笑って…
「だったら騙していいよ?」と、今度は頬にキスを落とした。
「もぉっ…
どこまでバカなの?」
「そこはバカじゃないよ。
だって手口なら、わざわざそれを匂わさないだろうし。
騙されてもいいくらい、好きなだけだから」
そう言ってまた唇を重ねると、揚羽もそれに応えて…
鷹巨が腕の中に包み込むと、ぎゅっとそれが返される。
「もっと、抱いてい?」
「んっ…
全部、忘れさせてくれるんでしょ?」
2人の甘い吐息が、再び夜の闇に溶けていく中…
倫太郎は一晩中。
揚羽の安否に不安を募らせつつも…
2人が性的関係になっている事も想定し。
切なさに押し潰されそうになりながら、その動向を見守っていた。
そして朝を迎えると…
鷹巨のおかげで落ち着きを取り戻した
揚羽は、起き上がってすぐにハッとする。
もしかして倫太郎は…
自分がまだ帰っていないため、ずっと動向を見守ってくれてるんじゃないかと。
さらに、いくらプライベートとはいえ。
バディの意見を無視して、元ターゲットの家に押し掛けるなんて…
どれだけ心配をかけただろうと。
今さら事の重大さに焦る。
「だったら騙していいよ?」と、今度は頬にキスを落とした。
「もぉっ…
どこまでバカなの?」
「そこはバカじゃないよ。
だって手口なら、わざわざそれを匂わさないだろうし。
騙されてもいいくらい、好きなだけだから」
そう言ってまた唇を重ねると、揚羽もそれに応えて…
鷹巨が腕の中に包み込むと、ぎゅっとそれが返される。
「もっと、抱いてい?」
「んっ…
全部、忘れさせてくれるんでしょ?」
2人の甘い吐息が、再び夜の闇に溶けていく中…
倫太郎は一晩中。
揚羽の安否に不安を募らせつつも…
2人が性的関係になっている事も想定し。
切なさに押し潰されそうになりながら、その動向を見守っていた。
そして朝を迎えると…
鷹巨のおかげで落ち着きを取り戻した
揚羽は、起き上がってすぐにハッとする。
もしかして倫太郎は…
自分がまだ帰っていないため、ずっと動向を見守ってくれてるんじゃないかと。
さらに、いくらプライベートとはいえ。
バディの意見を無視して、元ターゲットの家に押し掛けるなんて…
どれだけ心配をかけただろうと。
今さら事の重大さに焦る。