虹色アゲハ
「でも俺は聡子に救われたし、きっとたくさんの人が救われてるよ?
それに、告白した時も言ったと思うけど…
俺にとっては、簡単には諦められないくらい特別な存在だし。
聡子に呆れられるくらい、ストーカーするくらい?
聡子じゃなきゃダメだから」
「っ、ほんとは聡子じゃないのにっ?」
「そこはまだ、信用を勝ち取れてないだけで…
俺の前で聡子でいたいなら、俺はその聡子を愛するだけだよ」
ずっと撫で続けてる腕の中で…
揚羽はボロボロと涙が零れる。
口では何とでも言えると思っていても…
今欲しい言葉が、胸に染み込み。
愛なんて信じてなくても、今だけの幻でも…
鷹巨だけは自分をこんなにも愛してくれると、その存在に救われていた。
「でも…
今私が好きなのは、モンブランだけよ?」
すると鷹巨は柔らかく吹き出して…
「じゃあすぐコーヒー淹れるよ」と、涙を拭うようにキスをした。
「もぉ…
眠れなくなるわよ?」
「じゃあ一晩中抱き合う?」
「ちゃんと寝てたの?」
「寝てたよ!
じゃあOKって事っ?」
それに、告白した時も言ったと思うけど…
俺にとっては、簡単には諦められないくらい特別な存在だし。
聡子に呆れられるくらい、ストーカーするくらい?
聡子じゃなきゃダメだから」
「っ、ほんとは聡子じゃないのにっ?」
「そこはまだ、信用を勝ち取れてないだけで…
俺の前で聡子でいたいなら、俺はその聡子を愛するだけだよ」
ずっと撫で続けてる腕の中で…
揚羽はボロボロと涙が零れる。
口では何とでも言えると思っていても…
今欲しい言葉が、胸に染み込み。
愛なんて信じてなくても、今だけの幻でも…
鷹巨だけは自分をこんなにも愛してくれると、その存在に救われていた。
「でも…
今私が好きなのは、モンブランだけよ?」
すると鷹巨は柔らかく吹き出して…
「じゃあすぐコーヒー淹れるよ」と、涙を拭うようにキスをした。
「もぉ…
眠れなくなるわよ?」
「じゃあ一晩中抱き合う?」
「ちゃんと寝てたの?」
「寝てたよ!
じゃあOKって事っ?」