虹色アゲハ
「あと、取り戻してくれたお金なんだけど…
鷹巨の手切れ金が入ってるはずだから、返金しといてもらえない?
あるうちに返しときたくて」
「ん、明日やっとく。
じゃあ俺、風呂入ってくる」
「待って、私も一緒に入っていい?
背中流してあげる」
「はあっ!?
何考えてんだよっ、バカじゃねぇの?」
「別にいいじゃない。
恥ずかしいの?」
理性が持たねぇからだろ!
と思いながらも。
「…っせーな」
「ふふ、可愛い」
その言葉に。
さすがにガキ扱いしすぎだろと、カチンとくる倫太郎。
「誰が可愛いって?」
望の顎をクイと持ち上げて、見下すと。
途端、胸を思い切り掴まれて。
それが顔に出てしまう望。
それを見た倫太郎も胸をやられて…
2人して、胸を痛くしながら見つめ合う。
だけどまた倫太郎が…
「とにかく、1人で入る」
そう甘い雰囲気を打ち切ると。
「今の状況でも、キスしてくれないんだ?」
「はっ?
…そんな場面じゃなかっただろ」
そう、次は舌を入れる約束をしたため。
そんな事をしたら理性が抑えられないと、それから逃げていたのだ。
でもそうなると、さすがに望もショックを受けて…
その夜は、背中を向けて寝ようとすると。
鷹巨の手切れ金が入ってるはずだから、返金しといてもらえない?
あるうちに返しときたくて」
「ん、明日やっとく。
じゃあ俺、風呂入ってくる」
「待って、私も一緒に入っていい?
背中流してあげる」
「はあっ!?
何考えてんだよっ、バカじゃねぇの?」
「別にいいじゃない。
恥ずかしいの?」
理性が持たねぇからだろ!
と思いながらも。
「…っせーな」
「ふふ、可愛い」
その言葉に。
さすがにガキ扱いしすぎだろと、カチンとくる倫太郎。
「誰が可愛いって?」
望の顎をクイと持ち上げて、見下すと。
途端、胸を思い切り掴まれて。
それが顔に出てしまう望。
それを見た倫太郎も胸をやられて…
2人して、胸を痛くしながら見つめ合う。
だけどまた倫太郎が…
「とにかく、1人で入る」
そう甘い雰囲気を打ち切ると。
「今の状況でも、キスしてくれないんだ?」
「はっ?
…そんな場面じゃなかっただろ」
そう、次は舌を入れる約束をしたため。
そんな事をしたら理性が抑えられないと、それから逃げていたのだ。
でもそうなると、さすがに望もショックを受けて…
その夜は、背中を向けて寝ようとすると。