虹色アゲハ
そんなふうに、いい感じの雰囲気で店を後にすると。
「あの、もう少しだけ一緒にいたいんですけど…
僕の家に寄ってもらってもいいですか?」
仕掛けてきたわね…
「はい、私も一緒にいたいです」
そうして。
2人ともワインを口にしていたため、タクシーで移動すると…
もうすぐ着くという頃。
毒女が自宅から動く気配がないと、倫太郎からメッセージが届く。
どういう事?
本命がいなきゃ意味ないじゃない…
監視カメラが仕掛けられてるであろう部屋に、上がるつもりなど当然なく。
どうするかと、思考を走らせた時。
「運転手さん、すみません。
着いたらメーターを切らずに、少し待っててもらっていいですか?」
不可解な発言をする鷹巨に、揚羽はますます困惑する。
とりあえず、相手の出方を見る事にすると…
目的地に着くなり。
「じゃあちょっと、待っててください」
揚羽にまでそう言って、運転手にもぺこりとそれを促すと。
鷹巨はマンションの中に消えて行った。
なるほど、今から毒女を呼ぶつもりね?
それともカメラの起動でも?
ひとまず、鷹巨が戻って来たらコンビニに誘導して、時間稼ぎをしようと目論む揚羽。
「あの、もう少しだけ一緒にいたいんですけど…
僕の家に寄ってもらってもいいですか?」
仕掛けてきたわね…
「はい、私も一緒にいたいです」
そうして。
2人ともワインを口にしていたため、タクシーで移動すると…
もうすぐ着くという頃。
毒女が自宅から動く気配がないと、倫太郎からメッセージが届く。
どういう事?
本命がいなきゃ意味ないじゃない…
監視カメラが仕掛けられてるであろう部屋に、上がるつもりなど当然なく。
どうするかと、思考を走らせた時。
「運転手さん、すみません。
着いたらメーターを切らずに、少し待っててもらっていいですか?」
不可解な発言をする鷹巨に、揚羽はますます困惑する。
とりあえず、相手の出方を見る事にすると…
目的地に着くなり。
「じゃあちょっと、待っててください」
揚羽にまでそう言って、運転手にもぺこりとそれを促すと。
鷹巨はマンションの中に消えて行った。
なるほど、今から毒女を呼ぶつもりね?
それともカメラの起動でも?
ひとまず、鷹巨が戻って来たらコンビニに誘導して、時間稼ぎをしようと目論む揚羽。