黒猫の誘惑❤︎〜甘々任務を遂行せよ〜
櫻井拓馬、BDCグループ 代表取締役 社長
33歳という若さでそんな地位にいる彼。
女を口説くのなんてきっと朝飯前。
ピンッ
軽やかな音と共にエレベーターが止まり、階は46を指す。46階はこのホテルの最上階で、VIPが利用するロイヤルスイートしかない。
まっすぐと伸びる豪奢な廊下にはドアが三つだけ。
社長は再び私の腰を引いて身体を引き寄せると、その内の一番奥にある部屋に鍵を差し込む。
「俺がどれほどこの時を待ち望んでいたか分かるか?」
ガチャッと鍵穴が回り、マホガニー調の扉が開かれる。
目の前に広がるのはバーで見たものよりもずっと美しい都内の夜景。
33歳という若さでそんな地位にいる彼。
女を口説くのなんてきっと朝飯前。
ピンッ
軽やかな音と共にエレベーターが止まり、階は46を指す。46階はこのホテルの最上階で、VIPが利用するロイヤルスイートしかない。
まっすぐと伸びる豪奢な廊下にはドアが三つだけ。
社長は再び私の腰を引いて身体を引き寄せると、その内の一番奥にある部屋に鍵を差し込む。
「俺がどれほどこの時を待ち望んでいたか分かるか?」
ガチャッと鍵穴が回り、マホガニー調の扉が開かれる。
目の前に広がるのはバーで見たものよりもずっと美しい都内の夜景。