黒猫の誘惑❤︎〜甘々任務を遂行せよ〜
「その若さで社長なんてすごいわね。しかも岩崎グループの傘下でしょ。」
さすがVIPホール。さっそくターゲットと繋がり見つけちゃった。
「何、ちょっと興味持ってくれた?」
男は先程とは態度を変えた私に、ニヤリと口角を上げた。
気持ち悪い笑い方…。
心の中でそう思いつつも、顔にとびきりの笑顔を貼り付ける。
「えぇ。あなたみたいな人に会えるなんてついてるわ。」
「まぁね。ここがVIPホールだとしても岩崎グループに関わってるやつなんてほとんどいないからな。」
あら、そう。私やっぱりついてるのかしら。