黒猫の誘惑❤︎〜甘々任務を遂行せよ〜



嘘つけ。手だって、足だって、動けないように固定してるじゃない。

両脇に伸びる手も、足の間にある膝も、私の動きを封じるには十分な位置にある。


「アマネは頭がいいね。」


「っ。呼び捨てにしないで!」


そう言ってキッと睨む私を、楽しそうな瞳で見下ろす岩崎秀虎。

…っ、本当にムカつく!


「俺、頭がいい女好きだよ。」


その言葉と共に綺麗な顔が降って来た。
私は無意識に瞼を閉じる。まるでそう暗示をかけられているように。

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