黒猫の誘惑❤︎〜甘々任務を遂行せよ〜


…しかし、いつまでたっても唇は落ちて来ない。


へ…?

不思議に思った、私は目を開けた。


「なっ!」


目を開けると息を飲む程綺麗な顔がドアップでそこにあった。


「キスして欲しい…?」


「っ…!!」


魅惑的な表情で私を見る姿がなんとも艶っぽくて息をのんだ。


「欲しいんだ。」


クスッと笑って私を見下ろす。


「でも、今はあげない。」


そう言葉を続けたと思ったら、優雅な笑みを零しパッと私から離れた。

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