黒猫の誘惑❤︎〜甘々任務を遂行せよ〜


「あ、二人の時は俺のことは奏羅さんって呼んでね。」


その方が萌えるから、そんな言葉を続けて、綺麗な漆黒の瞳で私をチラッと映した。

この人、よっぽどの女ったらしだな…きっと。


そんなことを考えながら常務の後を追いかけた。


「じゃあまず僕のマッサージでもしてもらおうかな。」


「は?」


常務室に入って一番に言われたそんな言葉についつい素が出てしまった。

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