黒猫の誘惑❤︎〜甘々任務を遂行せよ〜
服従の甘いキス


こんなに簡単に物事が進んでいいんだろうか。

あの男に近づくために東條奏羅に近寄ったのに、あっという間にターゲットとに最も近い役職をゲットしてしまった。



「アマネ。」


ふいに呼ばれた名前に顔を上げる。


「明日の取引先のパーティ。お前も来い。」


手帳を開き、明日の予定の一番最後に書かれた『懇親パーティ』という文字をなぞる。


「かしこまりました。」


岩崎 秀虎の秘書を始めて一週間。この仕事にもやっと慣れて来た。

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