月が綺麗ですね
月が綺麗ですね
今日は、付き合って三年目の彼氏である渉にサプライズをしようと思う。まあサプライズといってもご飯を用意して待ってるってだけのものなんだけど……。
彼の家に合鍵を使って入る。綺麗好きの渉らしい片付いた部屋。忙しいはずなのに、掃除はいつしてるんだろう。
そんなことを考えながら、私はキッチンに立つ。渉は掃除などはできるんだけど、料理ははっきり言って下手。スクランブルエッグが作れるくらい。自炊なんてほとんどしていないから、キッチンは異様に綺麗。
「さて、やりますか!」
私は長い髪を束ね、エプロンをつける。今日作るのはハンバーグとサラダとスープ。ご飯を炊き、ハンバーグを作るため玉ねぎをみじん切りにし始めた。
「ん、おいしい」
スープやドレッシングの味見はちゃんとする。渉好みの味にできた。……喜んでくれるといいな。
できあがった夕ご飯をテーブルに並べていると、「ただいま〜!もしかして葵来てる?」と言う声が玄関からする。渉が帰ってきた!私はひょこりと廊下に顔を出した。
彼の家に合鍵を使って入る。綺麗好きの渉らしい片付いた部屋。忙しいはずなのに、掃除はいつしてるんだろう。
そんなことを考えながら、私はキッチンに立つ。渉は掃除などはできるんだけど、料理ははっきり言って下手。スクランブルエッグが作れるくらい。自炊なんてほとんどしていないから、キッチンは異様に綺麗。
「さて、やりますか!」
私は長い髪を束ね、エプロンをつける。今日作るのはハンバーグとサラダとスープ。ご飯を炊き、ハンバーグを作るため玉ねぎをみじん切りにし始めた。
「ん、おいしい」
スープやドレッシングの味見はちゃんとする。渉好みの味にできた。……喜んでくれるといいな。
できあがった夕ご飯をテーブルに並べていると、「ただいま〜!もしかして葵来てる?」と言う声が玄関からする。渉が帰ってきた!私はひょこりと廊下に顔を出した。