みえない光りを探す君を、愛おしいと思った。
突然茉莉を呼ぶ声がした方をみると、茉莉のお母さんが買い物から帰る途中だった。


「あ、野中くんだったのね!!久しぶりにみたから一瞬誰だか分からなかったわ!!」



「どうも、お久しぶりです」


「あ!そうだ!野中くんが良ければお夕飯食べていく??」



「あっ、えっと、いいんですか??」




「もちろんっ!!
今から作るから少し待ってもらうけど、、、」



「じゃぁ、お言葉に甘えて、、、」



「よし、気合入れて作っちゃおーっと!!
茉莉ちゃん、今日はお手伝いいいから、お夕飯出来るまで野中くんと部屋で待っててね〜」



「う、うん!」



「あ、家まで荷物持ちますよ」



「あら、ありがとう野中くん、じゃあお言葉に甘えてっ」




茉莉のお母さんと茉莉と俺で並んで歩く。

茉莉のお母さんは、付き合って半年くらいの時に初めて遊びに行って、すぐに仲良くなった。

こんな風に、茉莉の家族に認めて貰えて、仲良くできていることは、俺にとってすごく嬉しくて、幸せなことだ。





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