俺様専務に目をつけられました。
「いい匂い。もしかしてハンバーグ?」

濡れた髪をタオルでゴシゴシしながらキッチンに入ってきた専務、後ろから私を抱きしめ頭にチュッってまたキスをした。

「仕事から帰ってきたら晴香がキッチンでご飯の用意をしてくれてて、いいな。」

「実際はキッチンではなくソファーで昼寝中でしたけどね。」

「どっちでもいい。『ただいま』って言ったら『おかえり』って迎えてくれるだけで。」

専務が激甘すぎて困ってしまう。

「髪の毛乾かして下さい。もう出来ますよ。」

素直に乾かしに行く専務、本人に言ったら怒るだろうけど可愛い。
その後は『うまい、うまい』とご飯もケーキも食べてくれた。そしてもちろんお泊りで・・・、今夜もたくさん愛されました。






そんな私たちの関係は・・・・。
週末は専務の家にお泊り、そして思いつきデートも健在で順調だった。





年を明けるまでは・・・。
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