俺様専務に目をつけられました。
「お腹空いたでしょ?お昼食べよっか。」
私達が一緒に帰って来るのを見越して昼食は専務の分まで用意されていた。
専務がうちに通い詰めるようになった事も全部母は知っていたようだ。
昼食も終わったところで専務が今日一緒に戻ろうと言い出した。
確かにもうここにいる理由も無くなった。
「晴香がよければ今日から一緒に暮らさないか?もう離れてるのは嫌なんだ。」
親の前で言われ恥ずかしくてなんて答えていいか分からない。
「その方がいいかもしれんな。」
静まりかえった空気の中、最初に声を上げたのはおじいちゃんだった。
「でも、お父さん、お母さん・・・。」
「いいんじゃない?享祐さんは仕事も忙しいだろうから離れてたらまた会える時間は無いかもしれないし。赤ちゃんの事を考えると早く籍も入れなきゃだしね。」
いつでも『なんとかなる』と前向きな母らしい。
結果、今日中に大阪に戻る事になった。両親とおじいちゃんはうちへ、そして私は専務の家へ。
入籍も次の土曜日にいっちゃん&茂ちゃんコンビに証人欄を記入してもらい出す事になった。
とんとん拍子で決まって行く私と専務の結婚。でも私には一つ気になる事が。
「あの、享くんのご両親に挨拶はいつ行くんですか?」
「・・・・俺的にはまだ親父を許しきれてないから晴香に会わせたくないんだけど、晴香はやっぱり気になるよな。」
「はい。子供の事もちゃんと報告しないとダメでしょ?」
「わかった。金曜の夜には時間空けとくように言っとく。」
そして帰る準備も整い田舎の家を後にした。
私達が一緒に帰って来るのを見越して昼食は専務の分まで用意されていた。
専務がうちに通い詰めるようになった事も全部母は知っていたようだ。
昼食も終わったところで専務が今日一緒に戻ろうと言い出した。
確かにもうここにいる理由も無くなった。
「晴香がよければ今日から一緒に暮らさないか?もう離れてるのは嫌なんだ。」
親の前で言われ恥ずかしくてなんて答えていいか分からない。
「その方がいいかもしれんな。」
静まりかえった空気の中、最初に声を上げたのはおじいちゃんだった。
「でも、お父さん、お母さん・・・。」
「いいんじゃない?享祐さんは仕事も忙しいだろうから離れてたらまた会える時間は無いかもしれないし。赤ちゃんの事を考えると早く籍も入れなきゃだしね。」
いつでも『なんとかなる』と前向きな母らしい。
結果、今日中に大阪に戻る事になった。両親とおじいちゃんはうちへ、そして私は専務の家へ。
入籍も次の土曜日にいっちゃん&茂ちゃんコンビに証人欄を記入してもらい出す事になった。
とんとん拍子で決まって行く私と専務の結婚。でも私には一つ気になる事が。
「あの、享くんのご両親に挨拶はいつ行くんですか?」
「・・・・俺的にはまだ親父を許しきれてないから晴香に会わせたくないんだけど、晴香はやっぱり気になるよな。」
「はい。子供の事もちゃんと報告しないとダメでしょ?」
「わかった。金曜の夜には時間空けとくように言っとく。」
そして帰る準備も整い田舎の家を後にした。