”わたし”のピアノ
 ユウの言葉があったからかどうか、それが理由の内に入るのかどうかは分からないが、午後からの仕事は、不思議と集中できる者だった。
 忘れていた訳ではないけれど、話しても良い、話せる相手がいるんだと分かった瞬間、どこか軽くなったらしい。

 あまり考え過ぎても仕方ない。それは分かっている。
 たまには、甘えたっていいんだろうな。

 そう思うと、夜も自然な眠気が襲って来た。
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