ずっと好きでした。
「そっか。でも残念だったね。」


「まぁダメ元で告ったから仕方ないんだけどな。切り替えるよ。」


そう言いながら樹は鼻を触った。


樹が鼻を触る時は嘘ついてる時でしょ。


私はずっと樹を見てきたから分かるよ。


「そろそろ帰るね。」


「そっか。送るよ。」


「いいよ!隣なんだから!」


送るって、、、1分もかからないよ。


「まぁいいじゃん!じゃあ架純が家入るの見えるまで玄関から見てるよ。」


「ありがとう。」


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