ずっと好きでした。
「なになに〜?昨日何があったの〜?」


いつも樹と一緒にいる人が、ニヤニヤして聞いた。


あ〜この人名前なんだっけな。樹がいつも話してるけど、全然名前が思い出せない。


「うるせーよ、晴人。」


あ、そうそう晴人だ!


私の目に映るのは樹ばかりで
改めて周りなんて見えてないことが分かった。


「ひでーな!架純ちゃんだよね?昨日樹と何したの〜?」


晴人って人が私の顔を覗き込んだ。


「え?えっと、、」


急に話を振られて口ごもっていると


「なになに?お前、おい樹!まさか、、?」


バシン


「バーカ。お前が想像してるようなことはねぇよ。」


樹の鋭いツッコミに晴人って人は頭を押さえてる。

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