こんな私でごめんね
「……」
私は、窓から外を見る。綺麗な青空が広がってて、きっと外は温かいんだろうな。
「山本さん。朝食お持ちしました」
そう言って、ギャッジアップした看護師さんは、オーバーテーブルをベッドに入れて、私がご飯を食べる準備をしてくれた。
「……ありがと」
ご飯のふたを開けて、そのふたを持っていこうとする看護師さんに、そう言って微笑む。
私は生まれつき体が弱くて、重い病気を持っていた。最近では、運動制限がかけられて、誰かの付き添いがない限り、病室(個室)から出ることを許されない。
「……」
一人で病院食を食べる。食べ終わった後、テーブルにスケッチブックを広げた。
私の唯一の趣味は、絵を描くこと。もう何冊目になるのか分からないくらい、絵は描いてるよ。
幼馴染みから貰ったシャーペンと消ゴムを取り出して、輪郭を描く。それに十字線を引いて、目や髪を描いて……。
その時、病室のドアが開いて、黒いパーカーを着た異性の幼馴染みが顔を出した。
「……よっ!元気にしてたか?」
「これのどこが元気に見えるの?夕日(ゆうひ)……」
幼馴染みの夕日に、私はそう答える。
「……いやいや、普通に元気そうじゃん……朝香(あさか)」
そう言いながら、近くに置いてある椅子に夕日は座った。
私は、窓から外を見る。綺麗な青空が広がってて、きっと外は温かいんだろうな。
「山本さん。朝食お持ちしました」
そう言って、ギャッジアップした看護師さんは、オーバーテーブルをベッドに入れて、私がご飯を食べる準備をしてくれた。
「……ありがと」
ご飯のふたを開けて、そのふたを持っていこうとする看護師さんに、そう言って微笑む。
私は生まれつき体が弱くて、重い病気を持っていた。最近では、運動制限がかけられて、誰かの付き添いがない限り、病室(個室)から出ることを許されない。
「……」
一人で病院食を食べる。食べ終わった後、テーブルにスケッチブックを広げた。
私の唯一の趣味は、絵を描くこと。もう何冊目になるのか分からないくらい、絵は描いてるよ。
幼馴染みから貰ったシャーペンと消ゴムを取り出して、輪郭を描く。それに十字線を引いて、目や髪を描いて……。
その時、病室のドアが開いて、黒いパーカーを着た異性の幼馴染みが顔を出した。
「……よっ!元気にしてたか?」
「これのどこが元気に見えるの?夕日(ゆうひ)……」
幼馴染みの夕日に、私はそう答える。
「……いやいや、普通に元気そうじゃん……朝香(あさか)」
そう言いながら、近くに置いてある椅子に夕日は座った。
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