会えると信じて〜誠の花〜«前編»
慧「…雪都、よく耐えたな。」



雪都『うぇぇ〜ん、 』



雪都は慧の胸で号泣していた。



雪都は酔うと、昔に戻ってしまうのだ。



昔、というのは試衛館にいた頃の性格




甘えん坊で、泣き虫だった。




慧「よしよし。」












慧「泣き止んだか?」




雪都『慧ちゃん、ごめん…』



慧「いや、大丈夫だ。
戻るか?」



雪都『…やだ。帰る…』



慧「…わかった。おいで、」



慧は雪都をおんぶし、

会場に戻って行った。



慧「局長、雪都が限界なので先に戻りますね」



近藤「わかった!」



慧「失礼します。」



慧と雪都は、帰っていった。

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