会えると信じて〜誠の花〜«前編»
雪都『慧ぃ、ひとりやだ。』



慧「でもなぁ…俺が雪都と寝る訳には行かねぇし…」



山崎「わいが見とくで、一応弟子やからな」



慧「あんた監察方の…
雪都のこと、あんたに任せるわ」



山崎「ほな、」




慧は部屋を出ていった。



山崎「師匠?わいの部屋行くで〜」



雪都『烝の部屋…?』




山崎「そうや、今日はわいと、寝よか」



雪都『わかった〜、』




山崎「布団は敷いたで、ほれ、眠りぃ」



雪都『起きても居なくならない?』




山崎「居なくならへん。」




雪都『…おやすみ』



山崎「お休みや」





雪都は山崎にくっついて寝た。

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