会えると信じて〜誠の花〜«前編»

意外な仲間

今日は左之さんと巡察の日。




原田「…特に何も無いな。屯所に戻るか。」




雪都『…そうですね……っ!?』




原田「雪都どうした?」





雪都『隊士を先に帰らせてください。』





原田「俺らは用がある。先に帰っててくれ。」





「お疲れ様でした!」





雪都『…左之さん、高杉と桂だ。』





原田「っ、よくやった。」




雪都『今は新八さんの隊も巡察中…
どうするか、


左之さん、新八さんを呼んできてください。
僕はここにいます。』




原田「…任せた!」




雪都『…気づいてるんでしょ?』




桂「バレていたか。」




雪都『…自己紹介と行こうか、
僕は有栖雪都。BLACKだ。』




桂「俺は桂小五郎。」




高杉「…チッ高杉晋作、」




雪都『やっぱりね、さ、殺ろうか』




カキンッ



刀が交じり合う音が聞こえる。



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