会えると信じて〜誠の花〜«前編»

僕がそうくんと出会って間もない頃。



「そうくん!!甘味処行こうよ!」




「いく!」




僕はそうくんを誘って甘味処に行ったんだ。




「美味しかったね!!」




「うん!また行こうね!雪ちゃん!」



甘味処から試衛館に戻ろうとした時、



僕は1人の浪士にぶつかった。




ドンッ



「ご、ごめんなさい!!」




「あぁ!?俺様に謝ってごめんなさいで
すむと思ってんのか!?」




「すいませんでした!」




「餓鬼が!!俺様の刀で殺してやる!」




男が刀を抜いた。




僕達はまだ小さく、刀なんて持ってなかった。




俺は僕をくらいところに引っ張った。




「ここなら遠慮なく殺せる!」



男は笑いながら刀を振るった。




ザクッ
< 192 / 201 >

この作品をシェア

pagetop