会えると信じて〜誠の花〜«前編»
沖田「スゥ…スゥ…」



隣からは規則正しい寝息が聞こえる。



僕はそうくんが寝たのを確認して



屋根に登った。




どうしようかな。声が出ないから



誰とも話せない。



敬介…頼り方はわかったけど



誰に頼れば……






こんな僕は死んでしまいたい。



消える勇気のない僕を…殺してください。





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