会えると信じて〜誠の花〜«前編»
宴
島原。
近藤「今日は雪の入隊祝いだ!」
「おぉぉぉ!!」
近藤「雪!入隊おめでとう!」
雪都『ありがとうございます。』
近藤「乾杯!」
「かんぱーい!」
入隊祝いは島原で行われた。
「雪都はん、可愛ええどすなぁ」
雪都『あ、え、その…』
「照れてはるんどすか?」
雪都『女性には慣れてなくて…』
「初なんどすなぁ、」
雪都はたくさんの芸妓に囲まれていた。
雪都『うぅ…そうくん!』
沖田「わわっ、雪ちゃんどうしたの?」
雪都『芸妓さん…たくさん…』
沖田「あぁ、雪ちゃんは女性が苦手だったね。」
実は雪都。女性が苦手なのだ。
藤堂「雪は人気だなぁ!
しんぱっつぁんが悔やんでたよ
芸妓が雪都にとられる
って、」
雪都『とってないです!!
僕だって嫌ですよ…』
沖田「なら土方さんの所には行かない方がいいよ。」
雪都『としくんの?』
沖田「あの人、女好きですから。」
雪都『…変わらない。』
原田「雪都は酒飲むなよ?」
雪都『美味しいの?』
藤堂「うめぇぞ!」