LOVE or DEATH 愛し愛されデスゲーム
「ちょっとトイレ」
くじを囲んで作られていた輪を半ば無理やり外れる。
「命令を実行してからにしたら?」
相川さんに促されるけど、
「漏れそうなんです……!」
私は慌てて走り出すと、
「……あっ!!」
きょとんとした顔をしている果心に向けて思いっきり転んだ。
倒れ込む私に、果心が慌てて駆け寄る。
「ちょっ、大丈夫!?」
「大丈夫大丈夫。あ、でも私たちの持ってたくじ混ざっちゃったね。私自分の番号覚えてないんだよね〜こっちでいっか!」
私が手に取ったのは、5の数字の書かれた箸。
「転んだらトイレに行きたい気持ちもなくなったので、再開してもらって大丈夫です!」
くじを囲んで作られていた輪を半ば無理やり外れる。
「命令を実行してからにしたら?」
相川さんに促されるけど、
「漏れそうなんです……!」
私は慌てて走り出すと、
「……あっ!!」
きょとんとした顔をしている果心に向けて思いっきり転んだ。
倒れ込む私に、果心が慌てて駆け寄る。
「ちょっ、大丈夫!?」
「大丈夫大丈夫。あ、でも私たちの持ってたくじ混ざっちゃったね。私自分の番号覚えてないんだよね〜こっちでいっか!」
私が手に取ったのは、5の数字の書かれた箸。
「転んだらトイレに行きたい気持ちもなくなったので、再開してもらって大丈夫です!」