LOVE or DEATH 愛し愛されデスゲーム
「そんなことない!」
いつの間にか、荻野さんの目からは涙が一筋流れていた。
「私はずっと二階堂くんが好きだった! 一年前、西城生徒会と白峰生徒会の交流会で出会って、それからずっと好きだった。
学校が違うから会えることも多くはなかったけど、連絡を欠かしたことはなかったし私なりにずっとがんばってきたの!」
その顔に、嘘の色は一つも伺えない。
「失礼いたしました、荻野様。
あなた様がずっと二階堂様を慕ってこられたのは調べがついていますし、事実、第1回投票もあなた様は二階堂様を「好きな人」に選んでおられます。
では二階堂様を殺したのは、誰なのか。
素知らぬ顔で二階堂様が血みどろになるのを見つめ、悲しむ荻野様に安っぽい慰めの言葉をかけていた、あなたですよね? 上野、道花様」
いつの間にか、荻野さんの目からは涙が一筋流れていた。
「私はずっと二階堂くんが好きだった! 一年前、西城生徒会と白峰生徒会の交流会で出会って、それからずっと好きだった。
学校が違うから会えることも多くはなかったけど、連絡を欠かしたことはなかったし私なりにずっとがんばってきたの!」
その顔に、嘘の色は一つも伺えない。
「失礼いたしました、荻野様。
あなた様がずっと二階堂様を慕ってこられたのは調べがついていますし、事実、第1回投票もあなた様は二階堂様を「好きな人」に選んでおられます。
では二階堂様を殺したのは、誰なのか。
素知らぬ顔で二階堂様が血みどろになるのを見つめ、悲しむ荻野様に安っぽい慰めの言葉をかけていた、あなたですよね? 上野、道花様」