LOVE or DEATH 愛し愛されデスゲーム
「……あ、鍵は開けておいてもいいかな。目黒くんのことを信用してないわけじゃないよ。ただ、なんか息苦しくって」
なるべく角が立たないように、やんわり鍵を開けておいてほしい旨を伝える。
年下とはいえ1歳差だ。細身ながらも目黒くんの身長は私よりずっと高いし、力で敵う相手じゃない。
女には常に襲われる危険がある。密室で2人きりは怖かった。
だけど目黒くんは、ゆるやかに笑みを浮かべるだけだった。
「すぐ終わるので。誰にも聞かれたくない話なんです」
そこまで言われては、私も強く言えない。
「とりあえず座って? キッチンでお茶でも入れてこようか。コーヒー飲める?」
「いえ、本当にすぐ終わるので。先輩もこっち来てください」
なるべく角が立たないように、やんわり鍵を開けておいてほしい旨を伝える。
年下とはいえ1歳差だ。細身ながらも目黒くんの身長は私よりずっと高いし、力で敵う相手じゃない。
女には常に襲われる危険がある。密室で2人きりは怖かった。
だけど目黒くんは、ゆるやかに笑みを浮かべるだけだった。
「すぐ終わるので。誰にも聞かれたくない話なんです」
そこまで言われては、私も強く言えない。
「とりあえず座って? キッチンでお茶でも入れてこようか。コーヒー飲める?」
「いえ、本当にすぐ終わるので。先輩もこっち来てください」