バーバラ
「バーバラ、君は僕とセックスがしたいんだよね?」
「いいえ、違うわ。あなたじゃ無くてもいいの。」
「どういう事?」
「私が誰とセックスしようが、
私は構わないのよ。
あなたとセックスしようがしまいが、
私には関係ないの。」
「意味が分からないよ。
君は、街で声をかけた僕に付いてきたじゃないか。」
「ええ、そうね。」
「でも君は、僕とセックスしたいわけじゃ無いって言うんだね?」
「そうよ。」
「はぁ…。」
「……見てたいのよ。」
「え?」
「見ていたいの。私が誰かと、男性とセックスする所を。
同じ、部屋の隅で、見ていたいのよ。
ただただ眺めていたいの。」
「でも、君が僕とセックスしているところは君からは見えないよ?」
「それとこれとは話が全く別だわ。
私はただそれを、
私とあなたがセックスしている姿を、
目に入れたいだけなの。」
「それを見て、君は何か感じるのかい?」
「何も感じないわ。
ちょうど、知らない国のドキュメンタリーを見ている時みたいに、何も。」
「…僕には分からないな。」
「いいえ、違うわ。あなたじゃ無くてもいいの。」
「どういう事?」
「私が誰とセックスしようが、
私は構わないのよ。
あなたとセックスしようがしまいが、
私には関係ないの。」
「意味が分からないよ。
君は、街で声をかけた僕に付いてきたじゃないか。」
「ええ、そうね。」
「でも君は、僕とセックスしたいわけじゃ無いって言うんだね?」
「そうよ。」
「はぁ…。」
「……見てたいのよ。」
「え?」
「見ていたいの。私が誰かと、男性とセックスする所を。
同じ、部屋の隅で、見ていたいのよ。
ただただ眺めていたいの。」
「でも、君が僕とセックスしているところは君からは見えないよ?」
「それとこれとは話が全く別だわ。
私はただそれを、
私とあなたがセックスしている姿を、
目に入れたいだけなの。」
「それを見て、君は何か感じるのかい?」
「何も感じないわ。
ちょうど、知らない国のドキュメンタリーを見ている時みたいに、何も。」
「…僕には分からないな。」