ありったけの愛を叫んで
-----------------------------
話しながら何度も、美月の体温を感じたくて腕をきつくした
美月は俺の話しに頷いたり 時には腕をさすってくれて、顔が見えなくても、真剣に聞いてくれているのが分かった
「なぁ… 美月…」
俺は美月を腕から解放して立ち上がる
着ていたパーカーを脱ぎ捨て、
上半身を起こした美月に背中を向けた
「こんな俺を… どう思うか…?」
顔は見えない、 きっと驚いている
しばらくたって、美月が近寄った気配がした
───────っ!
美月の少し冷たい指先が俺の背中に触れる
「初めて見た時は、怖いと思った
でも…
すごく惹かれる、目を奪われる
どうしてこんなにも美しいんだろうって…」
そう言った美月が 俺の大嫌いな花
カイザイクにキスを落とす
「離れたりしないよ、
この先どんなことが待ってるとしても、二人なら乗り越えられる
私だって朔夜だって、今までずっと一人で耐えてきたんだから」
話しながら何度も、美月の体温を感じたくて腕をきつくした
美月は俺の話しに頷いたり 時には腕をさすってくれて、顔が見えなくても、真剣に聞いてくれているのが分かった
「なぁ… 美月…」
俺は美月を腕から解放して立ち上がる
着ていたパーカーを脱ぎ捨て、
上半身を起こした美月に背中を向けた
「こんな俺を… どう思うか…?」
顔は見えない、 きっと驚いている
しばらくたって、美月が近寄った気配がした
───────っ!
美月の少し冷たい指先が俺の背中に触れる
「初めて見た時は、怖いと思った
でも…
すごく惹かれる、目を奪われる
どうしてこんなにも美しいんだろうって…」
そう言った美月が 俺の大嫌いな花
カイザイクにキスを落とす
「離れたりしないよ、
この先どんなことが待ってるとしても、二人なら乗り越えられる
私だって朔夜だって、今までずっと一人で耐えてきたんだから」