ありったけの愛を叫んで
深く溺れて
「えーーーーー?!なに?!?!
アイツとまだヤッてないの?!」
「ちょ!! 声が大きいです麗香さん!」
3日後に迫った朔夜の誕生日に備え、買い物に来ていた私たち
センスのいい麗香さんがいろいろアドバイスをくれて、なかなかいいものを買うことができた
そして立ち寄ったファミレスで下ネタを叫ぶ
麗香さん
周りの視線にこっちが恥ずかしくなる…
朔夜と付き合って7ヶ月
一緒のベッドに寝るようになって5ヶ月
毎晩のようにキスをして、ぴったりとくっついて寝ているけれど…
そう、まだ一度もヤッてない
こんな言い方恥ずかしいけどまだ一回もヤッてない。
「尊敬するわアイツのこと!
こんなカワイイ生き物が近くにいて襲わないなんてホント尊敬!!」
"ヤる" とか "襲う" とか、
そんな恥ずかしい言葉を口にできる麗香さんのことを私は尊敬します…