ありったけの愛を叫んで
「ハハハ! 聞いたかよ今の!
バカみてぇな恋愛ごっこはもう終わりだ
見てろよ美月
コイツの苦しむ姿を、どんどん弱ってく姿を!」
叫んだ結翔は狂ったように朔夜を殴り、蹴り飛ばす
何回も何回も、同じところを痛めつけるように…
やめて…、やめてよ……!
なにも出来ない自分が悔しくて涙が溢れる
抵抗しない朔夜は、どんどん傷つき、血が流れ出す…
───────その時、血を吐き出して倒れる朔夜の口角が少し上がった気がした
結翔は殴るのに必死で気づいていない
その後ろから、ナイフを持った人影が近づいて……
グサッ
─────────!!!
「ぐあぁぁぁぁ!!」
野獣のような叫び声
倒れたのは結翔で、その太ももに刺さるのは鋭い刃物
「いってーなぁ おい貴様ァ!
どういうことだよ!!」
その叫びは、陽人に向けられていた
「残念だったなぁ 琴宮結翔
別に俺はお前らなんかの仲間になったつもりはねーよ」
そう不敵に笑った陽人は、結翔に刺さったナイフを抜き、もう片足の太ももに突き刺した
「ぐああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
バカみてぇな恋愛ごっこはもう終わりだ
見てろよ美月
コイツの苦しむ姿を、どんどん弱ってく姿を!」
叫んだ結翔は狂ったように朔夜を殴り、蹴り飛ばす
何回も何回も、同じところを痛めつけるように…
やめて…、やめてよ……!
なにも出来ない自分が悔しくて涙が溢れる
抵抗しない朔夜は、どんどん傷つき、血が流れ出す…
───────その時、血を吐き出して倒れる朔夜の口角が少し上がった気がした
結翔は殴るのに必死で気づいていない
その後ろから、ナイフを持った人影が近づいて……
グサッ
─────────!!!
「ぐあぁぁぁぁ!!」
野獣のような叫び声
倒れたのは結翔で、その太ももに刺さるのは鋭い刃物
「いってーなぁ おい貴様ァ!
どういうことだよ!!」
その叫びは、陽人に向けられていた
「残念だったなぁ 琴宮結翔
別に俺はお前らなんかの仲間になったつもりはねーよ」
そう不敵に笑った陽人は、結翔に刺さったナイフを抜き、もう片足の太ももに突き刺した
「ぐああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」