ありったけの愛を叫んで
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「ハァ、ハァ、ハァ……」
またこんな夢を見るようになった。
きっと原因は、あの日が近づいてくるから
携帯で時間を確認すると、まだ夜中の2時半で窓の外は真っ暗
「のどかわいた…」
こんな夜中には誰も起きていないだろうと思いながらも静かにキッチンまで歩く
マグカップに水を注いで、少しずつ飲んだ
体に水がいき渡り、徐々に心が落ち着いていく
その時だった
「なにしてんの」
刺々しい声
それを発したのは "私、不機嫌です" オーラ全開の花音
まぁいつでも不機嫌だけど。
私はすぐに、目をあわさないようにうつむいた
「ハァ、ハァ、ハァ……」
またこんな夢を見るようになった。
きっと原因は、あの日が近づいてくるから
携帯で時間を確認すると、まだ夜中の2時半で窓の外は真っ暗
「のどかわいた…」
こんな夜中には誰も起きていないだろうと思いながらも静かにキッチンまで歩く
マグカップに水を注いで、少しずつ飲んだ
体に水がいき渡り、徐々に心が落ち着いていく
その時だった
「なにしてんの」
刺々しい声
それを発したのは "私、不機嫌です" オーラ全開の花音
まぁいつでも不機嫌だけど。
私はすぐに、目をあわさないようにうつむいた