近くの光に癒されて。

自分の部屋に入ると、安心感に包まれた。





私は、ベッドにダイブしてイヤホンをつけて大好きな音楽を聴く。




はぁ... なんで私はこんなに運が悪いんだろ…



もし、学校の人たちにバレたら平和な学校生活は送れないなぁ…




そんなことを考えちゃうから、いつも楽しいこの時間も今日は楽しくない。




ずっーとそんなことを考えていた。






「...おい。」




そう低い声がして、目を開けると目の前にあの人の顔があった。





「起きろ、飯。」





え…?




私は、いつのまにか寝ていたみたいだ。


やっと頭が回るようになってきた。




今、ここは私の部屋で…



そして、ここにあいつがいる…




「出てってよー!!」
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