俺から逃げられると思うなよ
第2章

お弁当を作りました。

朝、5時に目が覚めた私。

まあ、アラームをセットしていたから、強制的に起きた。


とりあえず、私服に着替え、顔を洗う。

くせがある髪の毛も、くしで整える。


そして、キッチンに立つ。

お弁当を4人分作る、と決めていたので気合いが入る。

まだ、3人は起きていないようだ。


静かなキッチンの中、私は手際よく、お弁当のおかずを作っていく。

卵焼きに、たこさんウインナー。

時間もあったので、気合いを入れて、から揚げも作る。

おかずを一通り作り終えて、あとはご飯が炊けるのを待つだけ。


お皿の上に並んだおかずを見て、笑みがこぼれる。

お弁当箱にちゃんと詰めてあげるからねー、なんて思いながら食器棚を開ける。
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