凌玖先輩から逃れられない


嘘だ。こんなのあり得ない。


「あの、もう一回言ったいただいても……?」

「だからお前が好きだ」



……聞き間違いじゃなかった。


本当にあの生徒会長に告白された。

なんでこんなカッコいい人がわたしを……?


混乱した頭のまま、わたしは生徒会長と自分のことを思い返したのだった。





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