あなたの時間、いただきます

その日の夜、少女は眠りにつこうと早めに布団に入った。
しかし、少女は全然寝られない。いつもなら十分も経たない内に眠れるのに、少女は三時間経っても全く眠れないのだ。
何か、奇妙だ。あの取引以降、少女はどんなに眠たくても全く寝られない。あの取引のせいで寝られないのだろうか。少女は
「まさか、気のせいだろう。」
と自身に言い聞かせた。
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