可憐な可愛いお姫様
過去

_______________ 萌の過去_______________


「咲夜ーーー!ほら、あっちにブランコあるよっ!」


咲夜「萌っ!待って!!早いよっ!!」


組員「萌ちゃん!ちょっと待ってっ!」


あれは、私たちがまだ5歳だった時、

まだ幼い私たちは家柄のこともあまり気にせず伸び伸びとした毎日を送っていた……


この日は咲夜と付き添いの慶ちゃんと、龍と公園に来ていた

いつもなら、私たちは狙われる可能性が高いから屋敷の中でしか遊べなかったんだけど
今日は、お父さんと玲にぃが組のことで外出してたから、
今日しかないって思って組員の人達に無理言って公園に遊びに来てたの。


慶ちゃん「いい?ほんとにちょっとだけだからね?」


龍「バレたら、俺たちが怒られるんだからなっ!」


咲夜「萌、あまりはしゃぐと喘息出るから気をつけてね?」

「ふふっ、わかってまぁーーーす!」


ルンルン♪

なんて、外は気持ちがいいんだろう!

この公園は遊具がいっぱいだし、緑がいっぱいでとってもいいところ!!

何して遊ぼっかなぁーーー


あっ!!!


「ねぇ、かくれんぼしよ!!!」
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