可憐な可愛いお姫様

咲夜side


はぁーー、
入学式とか、ほんとダルい……

早く帰りてー

そんな事を思いながら校門をくぐる
すると、

「うわっ!やべぇ!誰あの子!」

「天使だ…………!」

「まじ、人形見たいだぜ」

なんなのさっきから
俺の萌をジロジロ見やがって
お前らに見せるほど、萌は安くねーよ!

そう思いながら周りにいる男共をギロッと睨む

「「「ビクッ!!(やべぇ、アイツ怖ぇ!!)」」」

萌を見ていた殆どの生徒が、一気に青ざめた

俺はそんなことも知らず、俺の隣で てくてくと一生懸命歩いてる萌を見て口元が緩んだ

「(可愛すぎだろまじで!)」
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