可憐な可愛いお姫様

少し歩くと、あるひとつの部屋に辿り着く

資料室?

ガラッ
イケメンさんはなんの戸惑いもなしに扉を開け中に入る
続いて中に入ると

ドタバタ
ギュッ!

「「萌〜!!!」」

玲にぃと咲夜だ!

玲にぃ「おい!萌!どこいってたんだ!探したぞっ!」

咲夜「もう、本当に心配したんだからな!勝手に居なくならないでくれ……!」

2人とも…………

「ごめんね?2人を探しに行ってたの」

玲にぃ「そうか……。でも、勝手にひとりで歩くなよ」

咲夜「これからは、ちゃんと俺に連絡すること。いい?」

「うん。分かった。」

2人はそう言うと離れて近くのソファに座った。

「うわぁー。見事な過保護っぷりだね(笑)」

「うんうん。2人揃って部屋の中ウロウロして、シスコンだねっ!」

「……」

声が聞こえて周りを見渡すと、さっき体育館で会った人達がいた

さっき案内してくれたイケメンさんは、私の手を引き、咲夜の隣に座るよう誘導してくれた。

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