可憐な可愛いお姫様


玲にぃ「出せ」

玲にぃがそう言うと車は走り始めた

しばらくぼうっと窓の外の景色を見てるとつい思い出したかのように玲にぃが声を上げた

玲にぃ「そういえば萌。お前俺たちはまだしもこいつらの事平気になったのか?」

そう聞かれてふと考える。皆も気になっていたのか顔には出さないが、なんかソワソワしてる。

「…分かんないけど、初めて蒼さんと会った時手握ったんだけど平気だった、さっき累さんに手を握られてもなんも思わなかった……」

叶斗「じゃ、萌ちゃん俺とはどうか試してみない?」

蓮「あー!僕も僕もー!手握ってもいい?」

そう言われ、私は戸惑いながらも手を差し出す

周りはいっせいに緊張ムード

まず、叶斗さんと手を握る
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