可憐な可愛いお姫様
皆が安心したような顔を浮かべる

そっか、気を使ってくれてたんだよね

「ありがとぅ…」

小さな声で呟いた

すると隣に座っていた咲夜と累さんが手をギュッと握ってきた

ふと顔を上げて2人を見る
2人は「大丈夫だ」と言ってくれてるような顔で微笑んでいた

私は安心して、肩の力を抜く
すると、疲れからなのか眠気が襲う

蓮「萌ちゃん、眠そうだよ?」

必死に眠らないように頭をカクンカクンさせてると

グイッ

累さんが私の方を引き寄せて私の頭を肩に乗せる

累「着くまで寝てていいよ…?」

そう言われ安心したのか、累さんに抱きつきながら意識を手放した━━
< 55 / 97 >

この作品をシェア

pagetop