可憐な可愛いお姫様
ドカッ
「ゔぁっ!!」
ドサッ
一瞬だった…全然見えなかった
「て、てめぇ……!何もんだっ!!」
男はフードを取りこちらを向いた
……
その場にいる全員が震え、怯えていた…
この半端ないオーラ
身体の髄から震え上がる殺気
「神桜総長、朝倉 玲━━」
男はそういうと、近くにいた男を殴り飛ばした
次々に目にも止まらぬ早さで、相手を倒していく
動きに無駄がなく、一つ一つの威力がすさまじい…
これほど、人の喧嘩を見て恐怖で震え上がったことは無い…
「戦いたくない」
と
「こいつには絶対勝てない」
ただただ、そう思った━━