可憐な可愛いお姫様

萌side


ハァハァ……

息するのが苦しい……

目を覚ますと真っ白な天井

「っん、?」


身体は重くて動かせないから頭だけで周りを見渡すと、どうやらここは病院のようだ。

はぁ、来たくなかったのにな…

神楽「お、起きたか!」

「(コクッ)、さく、やと、玲にぃ、 ケホッは?」

神楽「あの二人なら、もうすぐで帰ってくる
それより、今身体辛いよな、

点滴追加しとくからまだ寝てていいよ。

あと、薬出しとくからちゃんと飲めよ?姫さん」

私のことをこんなふうに姫さんと呼ぶのはこの神楽 涼 1人しかいない

私はいつも涼くんって呼んでる。

私が体調悪くなったら必ずと言っていいほど涼くんが見てくれてる

「涼くんっ?」

神楽「お、どうした?」

「手、ギュッでして?」

神楽「ふふっ、わかりました お姫様?」

熱が出たり身体壊したりすると、どうしても寂しくなる、

だから誰かに側にいてくれないと安心出来ない

涼くんは、ベットのふちに腰かけ手を握ってくれる

ふふっ、涼くんの手は落ち着くなぁ…

こんなこと頼めるのは私の家族だけなんだけど、、、ね、、、

そこで私の意識は途絶えた

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