可憐な可愛いお姫様
「やだやだやだやだっ!」
蒼「ごめん、萌ちゃん一瞬だけなんだ」
咲夜「すぐ終わるから、な!?」
「…絶対無理だよっ……!」
ここ神桜は幹部6人を除いて約200人の男の人たちがいるらしく、今からその大勢の前で挨拶をしなければならなくなった……
もちろん、私には当然無理なわけで死ぬ気で抵抗する
叶斗「萌ちゃん、ちょっとだけ頑張ろ?」
皆に説得されつつも歩くスピードは変わらない。
進むにつれ騒音が聞こえる…
ドクドク ドクドク
1歩1歩みんなが進む度に心臓が破裂しそうになる
私は、周りの音をかき消すかのように玲にぃの胸に顔を埋める
玲にぃ「…萌、俺たちがついてる」
突然そんなことを言われビクッと肩が跳ねる
するとみんなの足が止まり周りの騒音も一瞬にして聞こえなくなった