インスピレーションを信じて
『レーナ。来週の休みって 何曜日?』
『来週は 火曜と金曜だよ』
『俺 行ってもいい?』
『ホントに? 』
『うん。仕事 落ち着いているから。木曜の夜 行こうかな』
『私 木曜は 早番だから』
『木曜日 仕事終わって行くから。8時くらいになっちゃうよ』
『大丈夫。待ってるね。私の部屋に 泊まる?』
『いいの?』
『もちろん』
『俺 土日も 休みだよ。そのまま 居付いちゃう?』
『いいよ? 掃除と洗濯 お願い』
『チェッ。主夫?』
『いいんじゃない?』
務は 本気なの?
知らないよ。
私 もう 務以外の人なんて
考えられないから。