俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
いや、そうではない。
今の…このぬいぐるみの霊視とやらで。
バレてしまったのか…?!
(や、やばっ…)
何てこと!
しまった…!
しかし、淡々と問いかけるなずなに対して、隣にいる薫は「あ、はい…そうです」と、ツラッと答えている。
ち、ちょっとちょっとちょっと!
ば、バラすなあぁぁっ!
…だなんて、薫が俺の心情を知る由もない。
一瞬にして、身体中に衝撃が走った。
まさか。
まさか、こんなカタチで俺と薫の関係性を知られるなんて、思ってもみない。
気持ち動悸がする。早鐘のような鼓動とはまさしくこの事。
動揺が押し寄せてきて、ソワソワしてしまう。
それ、最大の機密事項にしていたのに…。
一番、なずなに知られたくなかったことなのに…!
何で…何で!
恐るべし、陰陽師の力。
最大の重要機密事項さえも簡単に暴いてしまう。
(ああぁぁ…)
ガクッと項垂れた。
「え、何でわかったんですか?私、伶士とのことは一言も…」
薫は驚きを隠せず、疑惑の表情をなずなに向ける。
今の…このぬいぐるみの霊視とやらで。
バレてしまったのか…?!
(や、やばっ…)
何てこと!
しまった…!
しかし、淡々と問いかけるなずなに対して、隣にいる薫は「あ、はい…そうです」と、ツラッと答えている。
ち、ちょっとちょっとちょっと!
ば、バラすなあぁぁっ!
…だなんて、薫が俺の心情を知る由もない。
一瞬にして、身体中に衝撃が走った。
まさか。
まさか、こんなカタチで俺と薫の関係性を知られるなんて、思ってもみない。
気持ち動悸がする。早鐘のような鼓動とはまさしくこの事。
動揺が押し寄せてきて、ソワソワしてしまう。
それ、最大の機密事項にしていたのに…。
一番、なずなに知られたくなかったことなのに…!
何で…何で!
恐るべし、陰陽師の力。
最大の重要機密事項さえも簡単に暴いてしまう。
(ああぁぁ…)
ガクッと項垂れた。
「え、何でわかったんですか?私、伶士とのことは一言も…」
薫は驚きを隠せず、疑惑の表情をなずなに向ける。