俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「は、はぁっ?!」
「…何でかというと?宮内さん、あんたの精神世界を覗いて何があったか知ってしまったから」
「な、何を…!」
「あと、あんたの後ろにいる守護霊が必死で訴えてきた。全部教えてくれたよ?」
「は…」
そう言われた薫は、慌てて後ろを振り返る。
しかし、守護霊の存在なんて、何の霊力も持たない薫に確認出来るワケがない。
何も見えない、ただそこにある壁となずなの顔を交互に見回すカタチとなっていた。
「あ、あなたっ…」
明らかに動揺が全面に出ている薫を前に。
なずなは、ふぅ…と、息をつく。
「宮内薫さん」
「………」
「…霊視の結果、あんたに起こった一連の件は誰の仕業なのか?…伝えるよ」
え…わかったの?
結論を明かすというその一言にが、あまりにも突然で、俺も戸惑う。
「わ、わかったのか?!」
発言が、二人の間に割って入るようなカタチとなってしまう。
二人とも、こっちをチラッと見るが。
「………」
二人とも、何も言わす無言…なんですけど。
「…何でかというと?宮内さん、あんたの精神世界を覗いて何があったか知ってしまったから」
「な、何を…!」
「あと、あんたの後ろにいる守護霊が必死で訴えてきた。全部教えてくれたよ?」
「は…」
そう言われた薫は、慌てて後ろを振り返る。
しかし、守護霊の存在なんて、何の霊力も持たない薫に確認出来るワケがない。
何も見えない、ただそこにある壁となずなの顔を交互に見回すカタチとなっていた。
「あ、あなたっ…」
明らかに動揺が全面に出ている薫を前に。
なずなは、ふぅ…と、息をつく。
「宮内薫さん」
「………」
「…霊視の結果、あんたに起こった一連の件は誰の仕業なのか?…伝えるよ」
え…わかったの?
結論を明かすというその一言にが、あまりにも突然で、俺も戸惑う。
「わ、わかったのか?!」
発言が、二人の間に割って入るようなカタチとなってしまう。
二人とも、こっちをチラッと見るが。
「………」
二人とも、何も言わす無言…なんですけど。