俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「…じゃ!」
そう一方的に事を告げて、薫はそそくさと車に乗り込んでいく。
あっ、ちょっと…!
と、その真意を問う間もなく、車は発進してしまい、中から手を振る薫がチラッと見えた。
あっという間に消えていった、車の跡を呆然と見送る。
復縁チャンス…?
…って、これから何をどうするつもりなんだ、薫は。
首を傾げながらその場を去り、カフェへと踵を返す。
なずなの待っているカフェへ。
って、まだいるよね…?
まさか、もう帰ったとかないよな?
(…やばっ!)
あり得る…!
そう思うと、早歩きになってしまうのでありました。
そう一方的に事を告げて、薫はそそくさと車に乗り込んでいく。
あっ、ちょっと…!
と、その真意を問う間もなく、車は発進してしまい、中から手を振る薫がチラッと見えた。
あっという間に消えていった、車の跡を呆然と見送る。
復縁チャンス…?
…って、これから何をどうするつもりなんだ、薫は。
首を傾げながらその場を去り、カフェへと踵を返す。
なずなの待っているカフェへ。
って、まだいるよね…?
まさか、もう帰ったとかないよな?
(…やばっ!)
あり得る…!
そう思うと、早歩きになってしまうのでありました。