俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
同居警護中は、小悪魔的に翻弄されることもあったけど。
…あいつ、何かエロいんだよ。
顔…すっぴんはモロに俺の好みだし(…)。
それに、頑張ってる姿を他人に見せないってのも…意地らしい。
周りを警戒しながら腹に真っ黒いモノを抱えて生きていた俺が。
ふと、素になれる瞬間があった。
…たくさん醜態晒したし。
そして、なずなと一緒にいる時間が、とても心を心地好く思えてしまう。
…本当の幸せって、自分で見つけるもの。
それを、探した時に。
自分らしく生きていくのに、おまえが傍にいてくれたら、なんて。
そんなおまえと、愛し、愛されたい。
…そこまで考えるようになった自分にも気付いた。
(………)
うっ…。
何が愛だよ。
まだ16そこらのガキんちょが。
一人で想いが勝手に走ってる状態に気付いては、恥ずかしい気持ちにさせられる。
俺もすごく好きになって、向こうにも好きになってほしいって意味です。
だけど、現実は…ちょっと厳しいものになっていた。
なずなに会えるのは、今となっては学校にいる時だけ。
だが、ウチに住み込んでいた時からも、学校ではあまり話をしなかった俺達は。
学校では仲良く話をすることもなく…廊下で顔を合わせた時に、挨拶するのみで。
…あいつ、何かエロいんだよ。
顔…すっぴんはモロに俺の好みだし(…)。
それに、頑張ってる姿を他人に見せないってのも…意地らしい。
周りを警戒しながら腹に真っ黒いモノを抱えて生きていた俺が。
ふと、素になれる瞬間があった。
…たくさん醜態晒したし。
そして、なずなと一緒にいる時間が、とても心を心地好く思えてしまう。
…本当の幸せって、自分で見つけるもの。
それを、探した時に。
自分らしく生きていくのに、おまえが傍にいてくれたら、なんて。
そんなおまえと、愛し、愛されたい。
…そこまで考えるようになった自分にも気付いた。
(………)
うっ…。
何が愛だよ。
まだ16そこらのガキんちょが。
一人で想いが勝手に走ってる状態に気付いては、恥ずかしい気持ちにさせられる。
俺もすごく好きになって、向こうにも好きになってほしいって意味です。
だけど、現実は…ちょっと厳しいものになっていた。
なずなに会えるのは、今となっては学校にいる時だけ。
だが、ウチに住み込んでいた時からも、学校ではあまり話をしなかった俺達は。
学校では仲良く話をすることもなく…廊下で顔を合わせた時に、挨拶するのみで。