俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
ポーッとクラクラした頭でその様子を見守っていると。
なずなは、その舌先にあるゴミをつまむ。
しかし、バチッ!と音をたてていた。
「…痛っ!」
なずなは瞬時に手を引っ込めて顔を伏せるが、すぐにスカートのポケットからあの御札を取り出す。
ハラハラと落ちていったその小さなゴミを、御札で素早くキャッチし、グシャッと包み込んで直ぐ様ポケットに収めていた。
「な、何?今の…!」
目の前で起こった異次元的現象に、思わず声をあげてしまう。
…だが、ヤツは俺の問いには返答せず。
「………」
無言でこっちをじっと見ている。
真顔なので、何を考えて俺を見てるかは…わからない。
「あの…」
「………」
無言でそんなに見つめられると…。
(………)
ああぁぁ…!
や、ヤバい。
何だか心拍数が上がってきた…!
さっきキスをしてしまったことを、なぜかここで思い出してしまう…!
なずなは、その舌先にあるゴミをつまむ。
しかし、バチッ!と音をたてていた。
「…痛っ!」
なずなは瞬時に手を引っ込めて顔を伏せるが、すぐにスカートのポケットからあの御札を取り出す。
ハラハラと落ちていったその小さなゴミを、御札で素早くキャッチし、グシャッと包み込んで直ぐ様ポケットに収めていた。
「な、何?今の…!」
目の前で起こった異次元的現象に、思わず声をあげてしまう。
…だが、ヤツは俺の問いには返答せず。
「………」
無言でこっちをじっと見ている。
真顔なので、何を考えて俺を見てるかは…わからない。
「あの…」
「………」
無言でそんなに見つめられると…。
(………)
ああぁぁ…!
や、ヤバい。
何だか心拍数が上がってきた…!
さっきキスをしてしまったことを、なぜかここで思い出してしまう…!